NFTで何が売れる?|NFTで売れるもの5つ〜販売方法まで完全解説【答え:データならなんでもOK】
- 2022.09.22
- 2022.12.20
- NFT


NFTって何が売れるの?

NFTの出品・販売ってどうやるの?
こうしたお悩みを解決します。
この記事でわかること
・NFTで何が売れるか?売れるものがわかる
・NFTの出品・販売方法がわかる
・NFTを販売できる・売れる場所がわかる

本業はデザイナー歴9年で、NFTアート出品経験者の私が解説するよ!
結論:データならなんでも売れる
NFTはイラスト、画像、動画、音楽などあらゆるものが売れます。
その他、ゲームアイテム、仮想空間上の土地など様々なものが取引可能です。
以下は売買できるものの一例です。

読み進める方は以下からスキップしてください。
NFTということばを
知っている >> NFTで売れるものTOP5
知らない >> NFTとは何か?
NFTとは何か?
NFTはコピーや書換えができない『世界でひとつだけの証』を付けた一点物のデータのこと。
本物のデータとコピーとを明確に差別化し、希少性やコレクション価値を産む技術です。
NFTが何か15秒でわかる図解です。

- NFTの正式な表現は?
- 「Non-Fungible Token[ノン・ファンジブル・トークン](非代替性トークン)と呼ばれます。
『偽造できない“所有者証明”と“本物を証明する鑑定書付き”デジタルデータ』と言う意味です。
日テレNEWS YouTubeチャンネルのNFT解説もわかりやすいのでどうぞ!
出典:日テレNEWS YouTubeチャンネル【解説】NFTって何?”デジタルデータ証明”で市場急拡大
>>さらに詳しい解説は『NFTとは?わかりやすく解説!』記事をどうぞ
NFTで売れるもの5つ
順に見ていきましょう。
イラスト・画像/写真
NFTで売れるものの代表といえばイラストや画像です。
中でもNFTをSNSのアイコンとして使えるNFTアートは世界中に需要があります。
国内NFTでは『CryptoNinja Partners(CNP)』の取引高が2600万円超え
NINJA DAOが展開するCryptoNinjaのサブキャラクターが主役のNFTコレクションです。

発売開始7時間で取引高2600万円突破は国内NFTでは快挙です。
#CNP の取引高が2600万円(100ETH)を超えました!
— 🍺 ikehaya (@IHayato) May 15, 2022
リリースして7時間ほど、すごい勢いで売買が成立しています……。
海外の投資家の間でちょっと話題になっているようです。https://t.co/vqknVrw494 pic.twitter.com/mmmthUCfX7
NFTアートの作り方
大きく分けて2つの作り方があります。

とは言え、絵描いたことないし……

ビーズアート感覚でピクセルアートを作れるアプリもあるよ
初心者向けに無料アプリでNFTを作る方法も紹介していますのでどうぞ。
>>NFTアートが作れるおすすめアプリBest4【デザイン歴9年の私が厳選】
動画
動画をNFTにして販売することも可能です。
NBA TOP SHOT
具体例として米NBAが発行するトレーディングカード型の動画『NBA Top Shot』が有名です。
カードにNBA選手のプレイ動画が入っており、コレクションしたりギャラリーで展示もできます。
人気選手やスーパープレイのシーンは驚くような価格で取引されています。

仮想空間上の土地
仮想空間上の土地もNFTとして売れます。
「Axie Infinity」というゲーム内の土地が約1.6億円で売却された例もあります。

今後、仮想空間に企業が参入してくることを考えると、早めに検討したい領域ですね。
音楽
音楽もNFT化して販売することができます。

音楽NFTって需要あるの?
あんまりピンとこないんだけど??

これから来るメタバースでのニーズが高まってるよ!
需要としては今後激増するメタバース空間でのイベント、ゲームです。
あらゆるメタバース空間・イベントでもBGMとなる「音楽NFT」は必須で、音楽を作れるスキルやそのNFTは急激な需要の高まりが予想されます。
そして、音楽NFTは大物アーティストだけの遠い世界の話ではないのです。
今後到来するWeb3領域で『音楽NFT』は必須になる
筆者がTwitterでフォローさせてもらっているアヲアヒル氏(@awoahiru)は、前述の『CryptoNinja Partners(CNP)』が主役の宝探しイベント『CNP宝島』の作曲担当。

自身の可能性を信じ、自ら手を挙げていった同氏の行動と実力が認められ、音楽NFTとして大きな結果を生んでいます。
「これから音楽NFTをやってみたい」という方はフォロー必須です。
>>ブログ『アヲアヒルのなんとかなるNFT』
>>アヲアヒル氏Twitter
ゲームのキャラ・アイテム
ゲームのキャラやアイテムもNFTとして売れます。
ゲーム内で作ったNFTアイテムを売買できる『SAND BOX』
中でも今後の期待No.1はなんと言っても『SAND BOX』ですね。

一番の特徴はゲーム内で自分が作ったアイテムをNFTとして売買して稼げるんです。

引用元:SAND BOX公式サイト
もちろんそれだけでなくゲームとしても楽しめるポイントも盛り沢山。
- SAND BOXの楽しみ方
- ● 自分のアバターや建物・アイテムなどを作る
● アバターやアイテムをNFT化・売買して稼げる
● SAND BOXをベースにしたゲームが作れる
● SAND BOX内でのユーザー間交流や冒険・探索
売れるNFTを作る7つのポイント
NFTを売るためには以下の7つのポイントが大事です。
特に情報発信には力を入れ、作品を知ってもらう活動を積極的に行いましょう。
これら7つのポイントを詳しく解説した記事は以下からご覧になれます。
>>売れるNFTをつくる7つのポイント部分【だけ】をすぐ読む
NFTの初期費用はいくら?
販売・購入いずれも1万円前後あればOK
NFTの販売・購入には1万円前後あればOKです(2022年9月現在)
ただ、ガス代という手数料がかかってくるので、
なるべくガス代が安い時に取引しましょう。

次でくわしく説明するよ
一番有名でわかりやすいOpenSeaで説明します。
世界最大のNFTマーケットプレイス(取引所)です。
出品時:約4,000円〜7,000円+販売手数料
出品時の費用目安は約4,000円〜7,000円(2022年9月19日現在)です。
上記に加えて販売手数料2.5%がかかります。
タイトル | タイトル |
メタマスクへの送金手数料 | 2,000円〜3,000円前後 |
初回出品時の手数料(ガス代) | 無料(2022年6月〜無料化) |
購入オファー承諾時手数料(ガス代)(※2) | 2,000円〜4,000円前後 |
出品費用合計(概算) | 4,000円〜7,000円前後 |
※1=出品費用合計は目安であり概算です。実際にかかる費用はイーサリアムの時価やトランザクションの混み具合により変動します。
※2=買い手からの注文を承諾する時にかかる費用
2022年6月OpenSea公式からの発表で初回出品時の手数料(ガス代)撤廃
No setup fees:
— OpenSea (@opensea) June 14, 2022
In addition to saving ~35% in gas fees for transactions, you will no longer have to pay a one-time setup fee to start using OpenSea. By removing the setup fee alone, the OpenSea community could save $120m each year.
<上記の和訳>
セットアップ料が無料
取引にかかるガス代を約35%節約できるほか、OpenSeaを使い始めるための1回限りのセットアップ料が不要になります。セットアップ料金の廃止だけで、OpenSeaコミュニティは毎年1億2千万ドルを節約することができます。
購入時:約4,000円〜6,000円+NFT作品価格
購入時の費用目安は約4,000円〜6,000円(2022年9月19日現在)です。
上記に加えてNFT作品価格が別途かかります。
タイトル | タイトル |
メタマスクへの送金手数料 | 2,000円〜3,000円前後 |
購入作品の価格 | ー |
購入時の手数料(ガス代) | 2,000円〜3,000円前後 |
最低購入費用合計(概算) | 4,000円〜6,000円前後+作品価格 |
※購入費用合計は目安であり概算です。実際にかかる費用はイーサリアムの時価やトランザクションの混み具合により変動します。

平均的に全部でいくらかかるの?

あくまで目安だけど、出品する場合は約4,000円〜7,000円。
購入する場合は購入するNFT作品の価格+約4,000円〜6,000円ぐらい(※)
※2022年9月19日現在、あくまで目安としてお考えください。
NFTの始め方
NFTの始め方は以下の3STEPです。
❶ 仮想通貨口座と財布を作る
❷ 仮想通貨を財布に入金
❸ 出品するお店(OpenSea)に登録
すぐ「迷わずNFTを始めたい」方は始め方〜出品方法までくわしく『NFTアートの出品方法と手数料(ガス代)を7分で解説【初心者向け】』で解説していますのでご覧ください。

NFTを始める準備が整ったら次は出品してみよう
NFTの出品方法
始める準備ができたらNFTの販売・出品まではたったの2STEPです。
❶ NFTアートを登録・出品する
❷ NFTの出品完了

まだ出品作品が準備できていない方は以下を参考にしてね
>>NFTアートが作れるおすすめアプリBest4【デザイン歴9年の私が厳選】
この流れをひと通りまとめると、このようになります。
❶ 仮想通貨口座と財布を作る
❷ 仮想通貨を財布に入金
❸ 出品するお店(OpenSea)に登録
❹ NFTアートを登録・出品する
❺ NFTの出品完了

流れだけじゃなく、実際の画面写真や説明付きで教えて欲しいな……
大量の画像でまるっと解説!NFTの始め方〜出品方法までを『NFTアートの出品方法と手数料(ガス代)を7分で解説【初心者向け】』で解説していますのでご覧ください。

出品までのイメージを図解したのでさらっと見ておいてね

NFTを売れるマーケットプレイス
NFTを売れるマーケットプレイス(お店)で有名な所を2つ紹介します。
現在のマーケット規模やNFTプレイヤーの動きから見て現状この二つを押さえておけば間違いありません。
OpenSea(オープンシー)

OpenSea(オープンシー)は世界最大のNFTマーケットプレイスです。
ここを押さえていないNFTプレイヤーは皆無と言えるほど鉄板ともいえるマーケットで、日本語にも対応していることから、NFT初心者に人気が高いことも特徴です。
有名作品が多く出品されており「CryptoPunks」「BAYC(Bored Ape Yacht Club)」など世界的人気を誇るNFTコレクションはOpenSeaに集中しています。
- OpenSea(オープンシー)のメリット
- ● 世界最大のNFTマーケットの名にふさわしい有名・人気作品が多い
● ほぼ無料同然の作品から数千万円以上の超高額作品まで揃う
● 多くの日本人クリエイターが出品
● 日本語にも対応
● 出品することのステータス価値が高い
- OpenSea(オープンシー)のデメリット
- ● 作品のクオリティにばらつきがある
● 世界最大ゆえに偽物の出品も多い
● たまにサイトの動きや決済が不安定
HEXA(ヘキサ)

HEXAは日本円でNFTの売買・取引ができるNFTマーケットプレイスです。
Twitterアカウントとクレカさえあれば取引可能で、数多くの日本人NFTプレイヤーが登録しています。
さらにNFTが無料で作れ、販売額に対して手数料がかかるため、仮に売れなかったとしても料金が掛からず初心者にもやさしいプラットフォームです。
- HEXA(ヘキサ)のメリット
- ● 無料でNFTを発行可能(仮想通貨、ウォレット、ガス代が不要)
● NFT取引が日本円で可能
● Twitter認証で発行者の透明性が確保されている
● サイトがすべて日本語表記
- HEXA(ヘキサ)のデメリット
- ● 作品が売れた時には20〜30%の手数料が発生する
● HEXA以外のマーケットプレイスで転売された時は原作者にロイヤリティが入らない
まとめ
今回はNFTに興味のある初心者さん向けに「NFTで売れるもの」や「NFTの出品・販売方法の流れ」をわかりやすく解説しました。
この記事でわかること
・NFTで何が売れるか?売れるものがわかる
・NFTの出品・販売方法がわかる
・NFTを販売できる・売れる場所がわかる
NFTで売れるものはわかったけど、作り方が知りたいという方はこちらをご覧ください。
NFTを始めてみたいけど、色々と不安や心配が尽きない方はこちらをどうぞ。
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