NFTアートに最適なサイズ・描き方|デザイナー歴9年の私が解説【NFTアートに最適なサイズは2000×2000ピクセル(正方形)】
- 2023.01.03
- 2023.01.28
- NFT


NFTアートを作るのに最適な画像サイズが知りたい

NFTアートの描き方ってどうやるの?

本業はデザイナー歴9年、NFT出品・購入経験のある筆者が解説します。

「NFTって何?」と言う方はこちらをご覧くださいね!
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【2000×2000ピクセル】正方形(縦横比1:1)が最適
NFTに最適なサイズは?
【結論】NFTアートに最適なサイズは【2000×2000ピクセル(px)】正方形(縦横比1:1)、解像度は300dpi以上が最適です。
特にPFP(profile picture)と呼ばれるアイコン用のものは、この形がおすすめです。

なぜなら、著名なNFTコレクションの”元画像”は2000×2000ピクセルで作られているからです

でも、OpenSeaのNFTを見ると1000×1000ピクセルになってない?

OpenSeaの仕様で自動サイズ圧縮されるんです。

そしたら最初っから1000×1000ピクセルで作ればいいじゃん?

圧縮時に解像度が劣化することを見越して2倍の解像度で作成してるんです。
AmazonやECへの出店・運営やWeb制作した事がある方は思い当たる節があると思います。
NFTアートのサイズの具体例5つ
国内外のNFTアートコレクションがどのようなサイズで作られているか調査。
有名なコレクションの元画像は2000×2000ピクセルで作成されていました。
タイトル | 元画像サイズ(px) | OpenSeaでの表示サイズ(px) | 公式ページ |
![]() CNP (Crypto Ninja Partners) | 2000×2000 | 1000×1000 | 詳細を見る |
![]() TMA (The Mafia Animals) | 2000×2000 | 1000×1000 | 詳細を見る |
![]() LLAC (Live Like A Cat) | 2000×2000 | 1000×1000 | 詳細を見る |
![]() NTP (Neo Tokyo Punks) | 2000×2000 | 1000×1000 | 詳細を見る |
![]() Azuki | 2000×2000 | 1000×1000 | 詳細を見る |
出典:OpenSea各コレクションページより
【この項のまとめ】NFTアートのサイズは2000×2000ピクセルで作っておこう
【まとめ】NFTにベストなサイズは?
NFTアートに最適なサイズは【2000×2000ピクセル(px)】正方形(縦横比1:1)、解像度は300dpi以上がベストです。
前述の理由からNFTアートは【2000×2000ピクセル(px)】正方形(縦横比1:1)、解像度は300dpi以上で作っておきましょう!
NFTアートの画像サイズを調べる方法
現在、OpenSeaでNFT画像をクリック→拡大して画像保存しようとすると、

avifというファイル形式で保存されてしまい、通常のビューワーでは見られなくなります。


ですが、『Save image as type』というGoogle Chromeの拡張機能を入れればJPG/PNG/WebPで保存できますよ
Save image as typeのインストール方法(Win/Mac共通)
Save image as typeはGoogle Chromeの拡張機能なので、インストールするだけで簡単に使えます。
❶ ChromeウェブストアでSave image as typeを検索
❷ Chromeで拡張機能を追加するだけ
Chromeウェブストアの検索窓で『save image as type』と検索します。

出典:Chromeウェブストア
次の画面で『Chromeに追加』をクリック。

『拡張機能を追加』をクリックすればインストール完了です。

OpenSeaの画面に戻り、右クリックすると選択欄にSave image as Typeが追加され、JPG/PNG/WebPでの保存が可能になりました。

NFTの画像サイズを調べる
あとは通常と同じ要領でOKです。
ダウンロードした各ファイルは通常のイメージファイル同様、右クリック→『情報を見る(Mac)』または『プロパティ(Win)』から画像サイズを確認できますよ。
❶ 前の手順でダウンロードした画像を右クリック
❷ Mac:『情報を見る』を選択でサイズ確認
❸ Win:『プロパティ』を選択でサイズ確認
NFTアートのサイズと一緒に知っておきたい知識7つ
この項ではNFTアートのサイズと一緒に知っておきたい知識7つを紹介します。

各項の詳しい内容は、以下の記事で解説しているので参考にしてくださいね
NFTアートの初期費用
NFTアートの出品・販売にかかる初期費用について解説します。
NFTアートを出品・販売する場合
約3,000〜1万円前後
NFTの”出品・販売をするだけ”なら、現在はほぼ無料と言っていいです。
ただし、実際にNFTアートが売れた時の承認処理や、仮想通貨をウォレットや口座に移すときにもガス代(手数料)がかかるので、多少はウォレットに入金しておくようにしましょう。

10,000円ほど入金しておくと安心です。
上記金額はあくまで目安です。仮想通貨相場の変動により、初期費用は増減します。
NFTアートの稼ぎ方のコツ
NFTアートの成功者を分析すると、以下の3つを実行し続け、結果を出しています。
- 結論:『マーケティング + 発信力』を【磨きつつ継続】する
マーケティング・リサーチを欠かさず行う
NFT領域は情報とリサーチが生命線です。
売れているコレクションを分析・研究し、自分にとっての強み・弱みを把握。
自分の作りたいものと、市場ニーズとの接点を見出し、売れるための仕組みづくりをしましょう。
❶売れているコレクションや作品のリサーチ
❷発信や販売方法の分析・研究
SNS・メディアで情報・実績を発信する
NFTアートは作っただけでは売れません。
SNS・メディアを通してお客様に知ってもらい、価値を認めていただいて初めて売れます。

自分から発信しないとNFTアートは売れませんし、そこで得たスキルや生の情報を発信することでも二次的な収益が生まれます。
マーケティング・発信力を磨きつつ継続する
単純ですが、一番難しいのが継続です。
長期的に稼ぐのであれば、マーケティングと発信力を改善しつつ継続する事が収益化への近道です。
NFTアートの描き方
無料&スマホ&指で描ける『ibis Paint X』

スマホやiPadさえあればイラストが描けてしまう無料アプリです。
初心者でも、操作画面を見れば直感的に使い方がわかりますよ。

ダウンロードすれば指でも描けます!ibisPaint公式の動画をどうぞ!

ドット絵がかんたんに描ける『8bit Painter』

スマホやタブレットにダウンロードすれば、工作感覚で楽しみながら絵を描けるアプリです。
こちらは機能を簡略化し、ドット絵を描くことだけに集中しているので、初めての方でもすんなり使えてしまうと思います。


使い方はこちらの動画がとてもわかりやすいので参考にしてくださいね!
こだわって描くなら『Photoshop』がおすすめ
ここでは一例として筆者がPhotoshopでイラストを描くときの流れを解説します。
❶ 下絵を描いてスキャンする
❷ Photoshopでペン入れ
❸ 下塗りする
❹ 表情をつけて着色する
❹ 仕上げ
下絵を描いてスキャンする
非効率ですが、私の場合は鉛筆で下絵を描き、それをスマホで撮ってデジタルで描いていきます。
下絵抜きで直接液タブなどで描かれる方がラクという方は、全くそれでも問題ないと思います。
こんな感じでざっと描いた下絵をスマホで撮影します。

Photoshopでペン入れ
スキャンした画像をPhotoshopのペンツールとブラシでトレースしていきます。

私の場合、細かい部分は無視し、この時点では大まかなペン入れと、全体のバランスを整えていきます。
下塗りする
続いて、キャラクターの肌や髪などの下塗りをしていきます。

『肌』『髪』『目』などにレイヤーを分け、下地となるメインの肌色、髪色を着色。
その上から光源を意識して、影になる部分の濃い色味を描いていきます。
表情をつけて着色する
続けて髪や目にハイライト(明るい部分)を入れ、頬部分にチークで赤みを足します。
下唇には派手すぎないようにサーモンピンクのリップを入れ、こちらにもハイライトでツヤ感をプラス。

また、この時点で下塗りしておいた髪の隙間に消しゴムで空きを入れ、髪の流れに沿うように淡い茶色で照り返している細い髪を描き、軽さを出しました。
仕上げ
最後に服と背景を着色し、細かい部分に影と入れ、色味を調整して完成です。

上記はあくまで私のやり方ですが、参考になれば嬉しいです。
Photoshop以外のアプリやソフト、または紙に描いたものでもNFT化できるので、ご自身の得意なもので作品作りに挑戦してみましょう。

スマホの無料アプリでもできるNFTアートの作り方も以下の記事で紹介していますよ
NFTアートの出品・販売方法
絵が描けたら実際に出品してみましょう。
この項ではNFTアート出品・販売方法を解説します。

出品・販売までの流れは以下です。

聞き慣れない言葉ばかりですが、ひとつずつやっていけば難しくありません
30枚以上の画像で初心者にもわかりやすく出品方法を解説した記事がこちらです。

流れは分かったけど、パッと見てわかるようなモノないの?

その流れを図解したものがこちら!

【画像付き】NFTの販売・出品方法(保存版)筆者が自作NFTを出品した時の実録
まとめ
今回の記事では『NFTアートを作るのに最適な画像サイズが知りたい』『NFTアートの描き方ってどうやるの?』というお悩みを以下の内容で解説しました。
NFTの出品・売買には仮想通貨口座と仮想通貨が必要です
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当ブログではNFTを始めてみたいクリエイターさん向けの記事を多数公開しています。
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