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「センスがないと思っている人のための読むデザイン」のススメ

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  • デザインを始めたばかりの方
  • 『センスがない』『自分なんて』と落ち込んでいる
  • 独学でデザインの基礎部分をおざなりにしてしまった方
  • どこからデザインを勉強したら良いかわからない方
  • 自分の周りに教えてくれる先輩がいないデザイナー

今回ご紹介する書籍『センスがないと思っている人のための読むデザイン(株式会社旬報社)』はこんなお悩みをお持ちのデザイン初学者、デザイナーの方向けにこそおすすめの一冊です。

本書を読むことで、「自分はデザインセンスがない」「自分のデザインの仕事に自信が持てない」と誰にも相談できず悩んでいる方が一歩を踏み出すきっかけになると思います。

この本を読んで得られること
● 今日からすぐにデザイン学習を実践でき、楽しくデザインスキルがレベルアップする
● デザインの基礎を理解・習慣化することで、未経験者でも上手にデザインができるようになる
● 気軽に読めてセンスがいいデザインのポイントがわかるようになる

前置きはいいからどんな本か知りたい方はこちら>>

著者・鎌田隆史氏のプロフィール

著者の鎌田隆史氏はアパレルデザイン・Webデザイン・DTPデザインと幅広い活動領域を持つ、デザイナー・アートディレクター。

同氏が2008年からスタートさせた「プロが教える美大いらずのデザイン講座」は登録読者数2500人を誇る人気メルマガとなっています。

また、上記の活動の他にもYouTubeチャンネル『Drawing Cafe』や、ブログ『Design Door』など多方面にわたり、デザイン分野において精力的に活動を続けておられ、著作では今回が初の上梓となります。

鎌田隆史氏の運営メディア

● YouTubeチャンネル『Drawing Cafe
● ブログDesign Door
● プロが教える「美大いらずのデザイン講座
鎌田隆史氏 note

「センスがないと思っている人のための読むデザイン」ってどんな本?

よくあるデザイン本は見た目の派手なテクニックや、ビジュアルの作り方のみを見て『モノにした』という気になってしまいますが、本書は違います。

あえて絵や写真をひかえ、文章だけで伝えることで、『伝える手段としてのデザイン』の考え方が濃密に学べ、楽しみながらスキルを高める具体的な学習法が数多く掲載されている良書です。

「ほとんど文章中心……」

と思われた方はご安心ください。

全編を通して非常に優しく簡潔な文体で書かれており、スラスラ読めるエッセイのような読みやすさも本書のもう一つの魅力となっています。

 

各章で得られることと学習内容

本書は1〜4章までの構成となっています。
ここでは記載内容・具体的なノウハウは伏せておき、各章で『得られること』と、その学習内容を紹介します。

1章『デザインの引き出しが増える』楽しいデザイン習慣
デザインをする以前に『デザインのもと』になる、『引き出しの増やし方』を日常を通して楽しく学習・習慣化、デザインの地力を上げる方法
2章『制作物に説得力と奥行きが出る』モノの捉え方
制作物に説得力と奥行きを与える観察力とモノの捉え方の重要性と、それを短時間で効果的な鍛える方法
3章『センスの良いデザインの正体が分かる』デザインの基本原則
『センスのいいデザイン』を作る基本原則と効果的な活用方法
4章『デザイン力が上達し続ける』一人でもできるデザインスキルの磨き方
周りに頼る先輩やデザイナーがいなくても継続してスキルを上げていけるデザイン上達法

実際に書かれている内容はいずれも取り入れてみたい!と思えるような楽しい方法ばかり。

どれも簡単に取り組めるだけでなく、私自身、本書を読んでから、今まで『何となく』作ってしまっていたデザインに、『自分を説得・納得させる力』を持たせることを考えるようになりました。

これらを習慣化することで、デザインスキルがつくだけでなく、『しっかりと説明のつく、メッセージのあるデザイン』が作れるようになると思います。

本書の感想

「きちんとデザインの基本を理解して場数さえ踏めば、未経験であってもどんどんデザインが上達する」

「センスがないと思っている人のための読むデザイン」前書きより

著者が冒頭で語っているように、本書はデザインの基礎を理解し、それを積み重ねることの重要さを教えてくれるとても素晴らしい本です。

私もデザイン関係の端くれとして仕事をしていますが、初学時にこのような『デザインに対する考え方』を学べる本と出会えていれば・・・と悔しくなったほどでした。

まずはこの本を通して軸となる考え方を固め、そこから自分の学びたいものに枝葉を伸ばしていくというのが、本書の効果的な活用方法の一つなのかなと読了後の今、感じています。

何千、何万と打ち込んだボクサーの愚直なミット打ちが、試合での一撃の威力を高めていくように、本書に書かれたことを実行し続けることは間違いなくデザイナーの地力を高めてくれるでしょう。

「他のデザイナーに比べて自分のはなんてヒドいんだ」

「果たしてこのデザインでいいのだろうか?」

と私を含め、自分自身のふがいなさや、毎日の仕事に不安を感じている初学者、現役デザイナーの方にこそ読んでいただきたい。

そんなずっと冷たい暗がりを歩いているデザイナーたちが一歩を踏み出せるような一冊でした。

Amazonの『DTPの売れ筋ランキング』で、同著が現在8位と躍進中。
気になる方はぜひチェックしてみてください。

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