MetaMask(メタマスク)とは?|使い方・登録・入金・送金方法を解説

- メタマスクの使い方、入金や送金方法を知りたい
- MetaMask(メタマスク)の登録、インストール方法を知りたい
本記事はこのようなお悩みを解決します。
この記事でわかること
● MetaMask(メタマスク)とは何か?できることは何か
● MetaMask(メタマスク)の登録・設定(インストール)方法
● MetaMask(メタマスク)の入金・送金・使い方
● MetaMask(メタマスク)の安全性
本記事を読めば、メタマスクの全体像と設定方法、安全な使い方が誰にでもわかるようになります。
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メタマスクPC・スマホ版でNFTが表示されないという方はこちらの記事をどうぞ!

それでは順番に見ていきましょう。
MetaMask(メタマスク)とは?
冒頭で記載したメタマスクの基本情報をおさらいしましょう。
使い方を知りたい方はご希望の項目までスキップしてください。
そもそもMetaMask(メタマスク)ってなに?
仮想通貨を入れておくためWeb上に作成する財布(ウォレットと呼ばれる)のことです。
利用者数は2021年11月時点で2000万人を突破し、2020年に比べ約38倍も利用者数が増えています。
MetaMask(メタマスク)とは? | 仮想通貨を入れておくWeb上にある財布。 NFTやゲームなどに使え、仮想通貨での決済・入出金管理ができるツール。 |
使えるブロックチェーン | Ethereum(ETH)/BSC/Polygon(MATIC)/Fantom/OKEx Chain/Avalanche/KCC/xDaiHarmony/HECO Chain |
できること | ・仮想通貨を使ったサービス上の決済 ・仮想通貨の入金/送金 ・イーサリアムを中心とした仮想通貨の購入 |
MetaMask(メタマスク)を使えるブラウザ | Google Chrome/Firefox/Opera/Microsoft Edge/Brave |
提供されているアプリ | iPhone/Android |
セキュリティ | 他のWebウォレットに比べ安全性が高い。 理由はユーザーが秘密鍵とバックアップ用のキーフレーズをオフラインで保管するため。 |
※=送金手数料は常時変動していますので、その時々によって送金手数料は違います。
実際の送金手数料は、送金時に自身でご確認ください。
使える仮想通貨の種類は?
メタマスクでは以下の仮想通貨を運用することができます。
- Metamask(メタマスク)で使える仮想通貨
- Ethereum(ETH)/BSC/Polygon(MATIC)/Fantom/OKEx Chain/Avalanche/KCC/xDaiHarmony/HECO Chain
イーサリアムとは?
イーサリアムは世界第2位の取引量・時価総額を誇る仮想通貨です。
NFTはイーサリアムを中心としたサービスが多く、これを運用できるウォレットが必要。
詳しくは「イーサリアム(ETH)とは?」で解説されています(引用元:コインチェック)
MetaMask(メタマスク)で何ができる?
- Metamask(メタマスク)でできること
- ・イーサリアムを使ったサービス上の決済
・仮想通貨の入金(受取)、送金(他サービスや仮想通貨口座への送金)
・仮想通貨やNFTの管理
・イーサリアムを中心とした仮想通貨の購入
・色々なマーケットプレイスなどに接続可能
・トークンのスワップ
MetaMask (メタマスク) を使うメリット・デメリット
メリット | ・PC、スマホがあれば無料で手軽に始められる ・OpenSeaでのNFT取引時に一番使いやすい ・日本語、日本円に対応していて分かりやすい ・他のWebウォレットに比べ安全性が高い |
デメリット | ・使用できるブラウザが限られる Google Chrome,Firefox,Microsoft Edge,Brave (※2022年12月現在) ・ハッキングされる可能性もゼロではない※ |

他のWebウォレットと比べ、各種サービスと連携しやすく、安全面でも優れている印象ですね。
ハッキングの対策は?
● メタマスクを連携する前に連携先のサービスが安全か確認する
● パスワードなどは紙に書いて保管。PC・スマホに保存したりクラウド上に置かない
MetaMask(メタマスク)の作成方法
登録・設定・インストール方法
ここではGoogle Chromeを使い、メタマスクを登録・設定・インストールする方法を解説します。
MetaMask(メタマスク)をChromeに追加

Google Chromeを使っていれば、数分でメタマスクをインストールできます。
『MetaMask(メタマスク)』の公式ページへアクセスし、Downloadをクリックします。

GoogleWebストアからも『Chromeに追加』でダウンロード可能です。
ウォレットの作成

『MetaMaskが初めての場合』という画面で、『ウォレットの作成』をクリックします。
このあと表示される『MetaMask の品質向上へのご協力のお願い』は『同意します』でOKです。
パスワードの作成

次画面でパスワードを設定したら『作成』をクリックしましょう。
『作成』をクリック後、短いムービーを観ることになりますが、スルーして『次へ』でOKです。
秘密のバックアップフレーズの表示と確認

『秘密のバックアップフレーズ』の画面が表示されたら、「秘密の言葉を表示するには・・・」の部分をクリック。12個のランダムな英語(キーフレーズ)が表示されるので、紙に書いて保存しておきましょう。
『秘密の言葉』は紙に転記して保管しましょう
ハッキング対策として『秘密の言葉』はPCやスマホなどで保存しないようにしましょう。
くれぐれも転記の時に間違えないようにお気をつけください。

フレーズの設定は任意ですが、設定しておけばアカウントの復旧がしやすくなります。
次に12個のキーフレーズを選択する画面に移動します。
先程、書き写した英単語を選択していけばメタマスクの設定は完了です。
メタマスクを使ったサービスの利用方法などを以下の記事で解説しています
NFTとは何か?【初心者向け】超簡単にわかりやすく図解・解説!
NFTアートの出品方法と手数料(ガス代)を7分で解説【初心者向け】
NFTアートの購入方法を詳しく解説。OpenSeaでNFTを購入するまでの流れを紹介
MetaMask(メタマスク)の使い方
一例として、コインチェック仮想通貨口座からメタマスクへの入金・送金方法を解説します。
迷わずメタマスクからの入金・送金ができます。
10分でできる口座開設方法は『コインチェックの口座開設のやり方・登録方法を解説』をご覧ください。
メタマスクへの入金方法
MetaMask(メタマスク)で宛先アドレスをコピー

メタマスクのホーム画面でアカウント名にカーソルを乗せると、アドレスが表示されるのでコピーしておきます。
コインチェック管理画面でMetaMask(メタマスク)への入金処理
宛先をコピーしたら、コインチェック管理画面からメタマスクへの入金処理を行います。

まずは左側メニューから『コイン送金』をクリック。

以降の流れは下記の通りです。
- 送る仮想通貨を選択(この例ではEthereum)を送る
- メタマスクからコピーしたアドレスを『送金先リストの編集』欄に貼り付ける
- 手順2で入力したアドレスを選択
- 送る金額(この例ではETH)を指定
あとは『送金する』をクリックすれば、メタマスクへの入金は完了です。
メタマスクからの送金方法
今度はメタマスクから仮想通貨取引所や他サービスへ送金する方法を解説します。
MetaMask(メタマスク)のホーム画面から送金したい仮想通貨を選ぶ

メタマスクホーム画面から送金する仮想通貨を選びます。
選んだら『送金』をクリックします。
『受取人追加』欄へ送金先アドレスを入力

送金先のアドレスをコピーしておき、『Send to』の欄に貼り付けます。
送金したい仮想通貨と送金手数料を選んで送金

送金したい仮想通貨(アセット)を確認、金額と手数料を指定します。

送金内容を確認し『確認』をクリックすれば送金は完了です。
次はMetaMask(メタマスク)のよくある疑問を解決していきます。
MetaMask(メタマスク)のよくある疑問
メタマスクを使用時のつまづくポイントとその解決法をまとめました。
よくあるトラブルや疑問の解決方法を知っておくと、もしもの時に焦らず対処できますよ。
メタマスクの復元方法
こんな方はMetaMask(メタマスク)を復元する必要があります
● PCを買い替えた
● 別のPCでもメタマスクを使いたい
● 使っているブラウザを変えた
今回はPCでのメタマスクの復元方法について解説します。
MetaMask(メタマスク)をインストール
新しいPCまたは別のPCにメタマスクをインストールします
メタマスクのインストール方法は本記事の『MetaMask(メタマスク)の登録・設定・インストール方法』の項目をご覧ください。
『シークレットリカバリーフレーズを使用してインポートする』をクリック

ログイン画面で『シークレットリカバリーフレーズを使用してインポートする』をクリックします。
シークレットリカバリーフレーズと新しいパスワードを入力
登録時に設定しておいた12個のフレーズと新規パスワードと確認用のパスワードを入力します。

最後に『復元』をクリックすればメタマスクの復元は完了です。
送金手数料(ガス代)っていくら?
メタマスクから他サービスへ送金するにはガス代と呼ばれる送金手数料がかかります。
送金手数料は常時変動していますので、その時々によって送金手数料は違います。
実際の送金手数料は、送金時に自身でご確認ください。
シークレットリカバリーフレーズの確認方法
次にシークレットリカバリーフレーズの確認方法を解説します。
MetaMask(メタマスク)ホーム画面でアカウントアイコンをクリック

ホーム画面でアカウントアイコンをクリックします。
メニュー内・一番下の『設定』をクリック

展開したメニュー画面最下部の『設定』をクリックしてください。
『セキュリティとプライバシー』をクリック

次に表示される画面内の『セキュリティとプライバシー』をクリック。
『シークレットリカバリーフレーズを公開する』でフレーズを確認する

このシークレットリカバリーフレーズの画面内でパスワードを入力、「次へ」をクリックすればシークレットリカバリーフレーズが表示されます。

忘れないよう紙に転記してしっかりと管理・保管しておきましょう。
秘密鍵の確認方法
MetaMask(メタマスク)ホーム画面・右上の3点マークをクリック

メタマスクホーム画面・右上スミの3点マークをクリック。
展開したメニューから『アカウントの詳細』を選択します。
『秘密鍵のエクスポート』で確認

『秘密鍵のエクスポート』をクリックします。

『秘密鍵の表示』画面の表示後、ログインパスワードを入力すれば秘密鍵が表示されます。
使い終わったらどうすればいい?
メタマスクはWeb接続型のウォレットなので、繋ぎっぱなしはハッキングの危険性があります。
使い終わったら必ず、そのサービスから切断しておきましょう。
切断の方法は『MetaMask(メタマスク)の切断方法』をご覧ください。

必ず使い終わったら接続解除(切断)は習慣づけておきましょう!
MetaMask(メタマスク)って安全?
ここではメタマスクが安心して使えるWebウォレットなのか、その安全性に触れていきます。
MetaMask(メタマスク)の安全性
『秘密鍵』と『シードフレーズ』をユーザーが管理するため、他のWebウォレットよりも安全性が高いと言えます。
ただし、セキュリティ面を考え、PCやスマホに秘密鍵やキーフレーズを保管しないようにしましょう。
MetaMask(メタマスク)の安全性への疑問について
以前、某プロジェクトのメタマスクアカウントがハッキング、仮想通貨 約8億円相当が盗難され、メタマスクの安全性に疑問の声が上がりました。
しかし、これはメタマスク自体がハッキングされたものでなく、ハッカーが表示させたフィッシング用の偽ポップアップ画面にユーザーを誘導・署名させ、そこからハッキングしたと言われています。
我々ユーザーが信頼性の低いサイトに接続しないように心がけることも、セキュリティ対策の一環になります。
MetaMask(メタマスク)の安全性を高める方法
以下の2つをしっかり守って、運用・管理することで他のWebウォレットよりもハッキングのリスクを下げていくことが可能です。
MetaMask(メタマスク)の安全性を高める方法
● 秘密鍵・シードフレーズをオフライン(紙に転記する)でしっかりと管理
● 信頼性の低い、怪しいサイトには接続しない
まとめ
この記事では、分かりづらい専門用語・表現を省き、メタマスクの全体像と設定方法、安全な使い方が誰にでもわかるよう解説してきました。
この記事で解説したこと
● MetaMask(メタマスク)とは何か?できることは何か
● MetaMask(メタマスク)の登録・設定(インストール)方法
● MetaMask(メタマスク)の入金・送金・使い方
● MetaMask(メタマスク)の安全性
MetaMask(メタマスク)はさまざまな仮想通貨を入れる財布としてだけでなく、OpenSeaでのNFTの売買、各種ブロックチェーンサービスやゲームに接続・決済可能な便利なWebウォレットです。
ぜひ、この機会に今後増えていくであろうイーサリアム(仮想通貨)を使ったNFT取引や可能性に触れ、クリエイターとして新たな一歩を踏み出していきましょう。
MetaMask(メタマスク)を使用するにはイーサリアムなどの仮想通貨が必要です。
仮想通貨の購入には初心者にも分かりやすいコインチェックでの口座開設がおすすめです。
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